「シュレディンガーの猫」の思考実験はご存知の方も多いと思います。 これは量子力学に関する有名な思考実験で、 猫の生死を取り上げて観測問題、波動関数と不確定性などを考えるものです。 培風館の「物理学辞典」にももちろんシュレディンガーの猫は載っています。 しかし驚くべきことは、ここに描かれているイラストの猫のかわいくないこと! 驚嘆に値すると言えるでしょう。 図書館などで見かけた場合は是非チェックして下さい。 シュレディンガーの猫の重要な問題は、 何故猫なのかということです。 これには2つ説があって、シュレディンガーが猫が好きだったからとする説と、 猫が嫌いだったからだとする説です。 後者だった場合、彼にとってあまりよくないことが起こってしまっています。 なぜなら、シュレディンガーと猫はもはや私たちのイメージの中で 密接に結びついており、シュレディンガー=猫という気さえするからです。 そういえばプレステに「シュレディンガーの猫」というタイトルの ゲームがあるらしいですね。 一体何をするゲームなんでしょうか? 以上の考察のとおり、シュレディンガーの猫は非常に難しい問題であることが わかります。 量子力学はかくも奥が深いのであります。 |
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